VBA という、新しい言葉を覚え始めたはなし

VBAの勉強をはじめています。

マクロを動かすためのプログラム言語がVBA

エクセルなどで、連続した複数の作業を一発の指示で実行させるのがマクロ。

 

 例えば、所定の様式の中から任意のものを選択し、あて先や日付を入力してからマクロを起動する。そうすると自動的に印刷を行ってから、先ほど追記したデータをリセットして保管する。

  お客様から頂いた出荷明細のエクセルデータを所定のシートに貼り付け、マクロを起動する。そうすると自動的に品目ごとに輸入関税を算出、税率ごとに並べ替え、集計を行う。

 マクロを使ったことがない人からすると、わざわざそんなことしなくても、手動でもいいんじゃないの?と思うかもしれない。

 しかし、職場のミスを撲滅するには、少しでも人間が判断、入力、実行する部分を減らすのが一番確実な方法。

 特に引継直後の慣れていない人や、不在者の手伝いでその業務を行う人にとって、不慣れな業務をおっかなびっくりで実施し、エクセルのちょっとした操作ミスで周囲を騒がせてしまう、というのはほんとに堪えるんですよね。

 

 マクロの作成は、ビデオを録画するように、記録ボタンを押してエクセル操作を行い、エクセルに覚えさせるという方法もあるのですが、いっそのことプログラムを書いて作成する方法をマスターしようと思っています。

 

教科書はこれ

 

[http://:title]

 

プログラムの例

この本で最初に紹介されるのが、こんなプログラム。

Sub XXXXXXXX作成()
Dim str As String
Dim myRange As Range

For Each myRange In Selection
str = str & myRange.Value & ";"
Next

Range("A1").Value = str
End Sub

 エクセルで作成されたメンバー名簿から、任意のメールアドレスを選択、選択したアドレスを一つのセルに表示するプログラム。

 作業者は、選択したアドレスを、そのセルからコピー、送信先欄に貼り付ければOK,

わざわざアドレスを一個ずつコピー&ペーストしなくてもよい、という機能です。

 

 でも、これのいったい何がどうなってそんなことができるの?

 と思うでしょう。

 私も30分くらい前までちんぷんかんぷんでした。

 でも、その仕組みが分かった瞬間の爽快感ときたらなかったです。

 片言の外国語で、その国の人と意思疎通ができた瞬間の様でした。

 

 このプログラム、大皿料理に例えるとわかりやすいようです。

 思い切りはしょって説明してみましょう

 

 1行目:【タイトル】料理のタイトル 

 2行目:【定義】strというのは出来上がった料理を盛り付ける大皿、

 3行目:【定義】myRangeというのはそれぞれの具材を調理するまな板です。

 4行目:【作業】指定したそれぞれのセル(まな板)を

 5行目:【作業】大皿に一つずつ盛り付けて、その際仕切りとして;を忘れずに

    6行目:【作業】最後の行まで繰り返してください

 7行目:【作業】盛り付けが終わったらA5セルに表示してくださいね。

 8行目:指示はここまで!

 

 こんな感じでしょうか。

 

わかるまでの目の前闇な感じと、わかった瞬間のキラキラ間の差が半端なかった。 

これなら、つづけられそうです。

 

今日はここまで。

 

転職エージェントに、登録してみた。

なかなか社内で良い立ち位置にいられません。

 

こちらの本にもあったのですが、

[http://:title]

 

上手くいっている人というのは、ポジション取りがうまい。

伸びている部門にいるとか、組織内で影響力出せる立ち位置にいるとか。

 

自分はそうではない。

空気が読めなくてうまく立ち回れない、

トーク力が足りなくていい負けてしまう

 

このまま定年まで十数年過ごす自信がありません。

 

精神的に壊れてしまうくらいなら、選択肢探してみようか、と

エージェントに登録してみました。

 

登録したのは二社

有名で評判がいい(と思われる)二社です。

 

やはり、同じエージェントでもアプローチの仕方は違います。

 

一社目は浪人時代にお世話になった予備校に似ていて、担当のチューターさんがついてくれます。

当方で登録した情報をもとに、職務履歴書の聖書を代行してくれます。

 

もう一社は、よりハイクラスな求人をメインとしているようです。

なので、最初からハイクラスな要望が来ます。

私の入力した職務経歴に対してこんなメールが来ました

「また企業からの申し込みが少ないようですね。職務履歴につき、もっと具体的に書いてみませんか」

企業からスカウトされたければ、思いや夢ではなく今まで何をしてきたか具体的に描いてほしいと。

  • 業務改善でどれだけコストダウンしたか
  • 営業活動でいくら収入をアップしたか
  • 何人の部下を率いて育ててきたか

そんなことのようです

私のように職場を転々とし、もっぱら営業事務を担当してきたものにとっては難しい要求です。

そもそも、改善にしても営収アップにしても、ポジショニングや組織の力によるものも多いですしね。すべてその人の功績とは言えないでしょう。

 

あ、そんなことは今はいいのか。

とにかく目立て!

スカウトさんの目に留まることを書くのだ!

目的と、そのための手段を正しく選ぶのだ!

 

ですね。

がんばろう。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 を読んでみた。

今めっぽう評判のこの本を読んでみました。

[http://:title]

 

とはいっても。

 リアル世界のだれとだれがこの本読んでます!って統計とったわけではないです。

そもそもこの類の本を読んでますっ!ってそうそう他人に言えることでもないですし。

 

 Twitter界隈でめっぽうこの本に感するつぶやきやその拡散がされているんですよね。

そんなわけで、私も読んでみました。

 

ざっくりな感想

  • 腑に落ちなかったこと、もやっとしていたことへの回答のヒントがもらえます。
  • 「倍返しや!のキメ台詞で一世を風靡したあのドラマ仕立てのストーリーで、ちょっと楽しませてくれます。
  • 最後に著者の思いや夢をぽろっと吐露しています。私はそれに共感します。

 

大まかな内容

 

1.自分の立ち位置を見直してみよう

 これは二つの意味があります。

その①今いる自分の業界や職種について

  • いまはバタついているけど将来有望
  • 競合がいなくてまさに濡れ手に粟
  • 安定飛行中だけど、競合が増えてきて薄利になってきた
  • もう衰える一方、逃げ道を探したほうがいい

これって顧客分析の手法の一つなのですが、自らの立ち位置をはかるにも

いい方法ですよね。

 

その②職場の中の自分の立ち位置

 目立った実績があるとか、解決能力があるとかいうわけでもないのに職場内でいいポジションにいる人、そうでない人がいます。

 そんな人にその秘訣を尋ねても、本人にもそれはわからないし、その言葉を実践しても同じポジションに上ることはできません。

 この本を手に取る人って、なんで自分はよく評価されないのだろう?って悩みを抱えている人が多いと思うんですよね。

 なので、どう考えても今の立ち位置を変えられない人は、自分から立ち去ったほうがいいのでは、という提案にも受け取れます。

 

2.転職活動のステップについて

 

 転職活動、というとまずネットで検索して、よさげな業者に登録、から始まると思いますが、この本ではそれはお勧めできない、とあります。

このようなツイートもありますしね。

  例えばこれが婚活サイトであれば、会員から毎月会費を徴収するのですが転職エージェントってその収入がないんですよね。原則。

 ということはエージェントの担当者はどんどん企業に候補者紹介してその手数料稼ぐよう上からはっぱかけられるわけで、利用者のことは二の次になりがちなのです。

 じゃあどうすればいいの?

 この本ではそのあたりあまり詳しく書かれていません。

 主人公の青野さん、最初はエージェントに登録、いくつか面談したのですが、それではいかんとアドバイスをうけ、候補を3社に絞ったとあります。

 

3.最後に出てくる著者の本音

 この物語の主役の青野さん、生き馬の目を抜くような環境を勝ち抜けるような人ではありません。

 それでも著者がこのような人物を主人公にし、最後にハッピーな展開に持っていたのはなぜでしょうか。

 もちろん、そうしないと本が売れない、というのもあるのでしょうが。

 

 人にはそれぞれ得意不得意があります

 自分にとっては特段特別ではないことでも、他人からすごい!といわれることがあります。ついつい夢中になり、寝食を忘れて取り組めるようなことがあります。

 著者は、人それぞれがそのような居場所を見つけることができるような世の中が、いい社会である、と最後に述べています。

 ここ数十年、将棋の駒のように画一化され、ゴリゴリ職務に励むのが良いとされてきましたが、これからは就業者が減る一方、オフィスワークの機械化がどんどん進んでいきます。

  

 なので、早くにそんな社会に適合できるよう、それぞれ努力しましょう、というまとめになっています。

 

 以上を踏まえて

 これまでもビジネス本で自分ってどんな人間で何ができるの?

 と考えてきたのですが

 独りよがりではなかなか成長できません

 

 転職エージェントに登録してみようか、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

メモを熱心にとりたがるのは 自分がアスペだから?

 

こんにちは。

毎日暑いですね。

 

Twitterでフォローしているななしのういさん。
つらい状況でも希望を失わずに自分を見つめ、

言葉を紡ぎだしている姿に共感を感じています。

 

先日のツイート、貼らせていただきます。

 

[http://

]

 

あ、これじぶんだ。

ジャストミートしている。。。

 

「口頭だけで説明されてもさっぱりわからず、しっかりメモにまとめないと理解できないし、実行にも移れない。」

「相手が怒鳴っていると、話の内容が全く入ってこず、怒鳴っている姿しか見えなくなる。」

 

これって本当に、自分が日々感じてること。

 口頭で説明されても全然頭に残らない。

 だから人から話しかけられると必ずメモを取るし、そのあとでワードでマニュアル化したりしていた。

 それって、みんなそうだろうと思っていたからだったり、同じ仕事を後任に引き継ぐ際に、引き継ぐ相手が困らないようにするためだった。

 自分的には「わざわざここまでやる自分ってちょっといい人かも」

 って思ってた節もあったんだけど。。

 

 他の人は口頭の説明だけで理解できるのに、自分だけわかってなくて、だから必死にメモ作っていた。それだけのことだったのかな。

 

 以前の職場で「質問するたびに怒鳴られると、わかるものもわからなくなります。だから質問したくらいで怒鳴らないで下さい!!」って言って炎上したことがあったんだけど。それも、そう思うのも自分だけのことだったのかな。

 他の人は平気だったのかな。

 

 最近ストレングスファインダーや知能テストで、自分の個性を掘り下げて知るようにしてきたんだけど。

 必ずしもそれが心のもやもやの解消につながらず、かえって自己肯定感の低下につながっているような気もする。

 

 混同を招く書き方をしてしまいましたが、

 ういさんはADHDです

 私は健常ですが、ややアスペルガー寄りと診断されています

 双方には異なる部分と重なる部分があり、自分がこのツイートに共感したのはその重なる部分を感じたからだと思います。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

発達障害かと思い、知能テストを受けてみた話。

こんにちは。

 

ちょっと変わっている自分

 自分は子供のころから人づきあいが苦手で、一人でいることが多いです。

 学校や職場でも、なんとなく会話についていけなかったり、同僚と仲間になるのが難しくて、孤立しがちです。

 その一方、仕事の問題点自分なりに考えて解決方法考案したり、会議の議事録をリアルタイムで作成したり、誰が見ても間違えない業務マニュアルを作ったりと、他の人とは違う才能を持っているのかな、と思っていました。

 それでも社内の昇格レースに完全に取り残されたり、職場が変わるたびに新しい仕事覚えるのにとても苦労したりと、やはり自分は何かおかしいのでは?と思い始めました。

変わっている、には理由があった?

 そんな中、気になる言葉を見つけました

 「大人の発達障害

 得意、苦手、といったレベルではなく、他の人が当たり前にできることが全くできなかったり、

その逆に、なんでそんなことできるの?ってことをさらっとやってのけたり。

 根本的に脳の発達の仕方が異なっているので、本人の意識だけで乗り切ることはできないのだそうです。

発達障害か否かはどうやって調べる?

 では、その人が発達障害かどうかはどうやって判定するのか?

大まかにいうと

知能テストを受験することでその人の知能のクセを調べる

身近な人に、ヒアリング、その人の行動のクセを調べる

という作業を通じて、その人の発達の度合いを調べるのだそうです。

知能テストを受けてみました

 自分が受診した心療内科では、知能テストをまず受けることで認知機能の偏りの有無を調べる、という方法をとっているとのことで、私も受けさせていただきました。

*注意

 この先、受けたテストの内容とその意味について説明します。

 私の推測に過ぎないのですが、受験前の方がこの説明を詳しく知る(ネタバレ)ことで、その方本来の知能のありかたと違う結果が出てしまう可能性があります。

  仮にそのようなことになっても私自身は責任を負えませんので、その点についてはご了承ください。

 また、自分の記憶に基づいて記載していますので説明があいまいだったり不正確な部分についてもご容赦ください。

 

試験の項目と内容

  1. 単語 :単語の意味を問われる
  2. 類似 :いくつかある単語の、共通点を問われる
  3. 知識 :時事問題などについて説明をする
  4. 言語理解 :物事(マナーなど)の意味、理由を問われる
  5. 配列 :順番をバラバラにしたマンガのコマの正しい順番を推測する
  6. 行列 :無作為に並んでいるような記号や数字の中に、パターンを見出す。
  7. 算数 :いわゆる暗算
  8. 積み木:白赤二色の積み木を組み合わせることで、課題と同じ絵柄を作る
  9. 符号 :番号順に並べられた記号、の順番を覚え、応えさせる
  10. 記号探し :指示された記号が、目の前の用紙のどこにあるか見つけ出す
  11. 絵画完成 :示された絵にはなにか一つ欠けているものがあり、それをみつける
  12. 組合せ:抽象的な図形を分割したパズルを組み立てる
  13. 数唱 :アトランダムな数字の列を耳で聞き、その数列を逆の順序で口述する
  14. 語音 :アルファベットや仮名を混ぜたパスワードを聞き取り、かな、数字、記号それぞれの順番毎に口述する。

 これら14種類のテスト、何を基準に並べられているかというと。

 私の受験結果、点数の高い順から低い順に並べてあります

 わかりにくくてすみません。

 

私のスコア(評価点)

  1. 単語 :  18
  2. 類似 :  15
  3. 知識 :  17
  4. 言語理解 :17
  5. 配列 :  17
  6. 行列 :  16
  7. 算数 :  16
  8. 積み木:  12
  9. 符号 :  12
  10. 記号探し :12
  11. 絵画完成 :10
  12. 組合せ:  10
  13. 数唱 :  11
  14. 語音 :   8

 

 19点が最高、最低は1点。

 平均的な反応速度、正解率を示した人には10点が与えられます。

 私は平均知能指数が134と、100人に一人くらいのスペックを持っているのですが、得意な部分は超人的なスコアを出す一方で苦手分野については平均以下のポイントしか出せないそうです。

私の試験結果についてもう少し説明

 いわゆる国語や社会科的な問題についてはかなり得意。

 単語の意味、概念操作物事の順序立てなどにかかる問題は高得点ゲット。

 暗算や、絵の中から指示された記号を探し出すことも得意です。

 その一方で、意味のない形のパズルを組み立てたり、絵の中の間違い探しは人並みだし、アトランダムな数字の列を覚える能力は平均以下なのです。

複雑で、ばらついた能力

 前項の説明、サラッと聞けばつじつまが合うように思えるかもしれません。

 しかし、本来なら

 1.2.3は言語理解.そして 7.13.14は作動記憶という似た領域の問題、さらに4を加えた7項目は言語性尺度という同じグループなので私のように13.14 のスコアだけガクッと落ち込むのは珍しいようです。

 また、5は配列,6.8.11は知覚統合9.10.は処理速度,ここに12の組合せを加えた7項目は動作性尺度というカテゴリーになり、5,6のみ優秀でそれ以外が人並みの少し上、というバランスもあまりないようです。 

 つまり暗記物や物事を筋道立てて考えること、項目を順序立てて考えることは得意。その一方で、機械的に記号や数字、物の配置を覚えることや間違い探しは人並みにちょっとプラス位の能力しかなく、アトランダムな物事の丸暗記はとても苦手。

 

 職場でいうと、単調な事務処理を、習うより慣れろ的な教え方で説明されると脳がパニックを起こしてしまうのです。

受けてみた感想

 自分が今まで苦手だと思ってきたことは、脳の仕組み自体に原因があることがわかりました。

 また、自分では苦手だと思ってなく、楽しくこなしていたつもりの作業についても、じつは人並みの能力しかないものがあることもわかりました。

 自分が、マニュアル作成や改善案の作成が得意なのも、本来あるべき姿と現状の乖離について敏感に感じ鶴能力があるからでしょうし、職場の主やお局の言うとおりに仕事をすることができないのも、同じ理由からくるのでしょう。

終わりに

 今まで、なんで自分はこうなんだろう?と悩んでいた疑問の解消の一助としてこのテストを受けてみることに意味はあると思います。

 ただし、自分はどうせこうなんだ、と、それ以上の工夫や努力を怠ってしまう危険性もあります。

  

 受験を検討されている方、そのメリット、デメリットにつき事前に十分把握されることをお勧めします。

  

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

吉村昭『羆嵐』に出てくる アスペルガーな人

こんにちは。

 

 今回紹介する本。

 数々の名作を残している吉村昭が、百年前に起こった日本最悪の獣害事件を題材にして作り上げた傑作『熊嵐』。

 

 瞬く間に6人を殺害、餌にしてしまった巨大な羆となすすべもなく翻弄する人々。

 描写がリアルです。

 

 活字でしか著されていないのに、凄惨な情景、漆黒の闇の中で切り株と同化する羆の姿や羆が骨をかみ砕く音が脳裏に浮かぶ、まさに文学の力を感じさせる力作。

 パニック映画がお好きな方にお勧めです。

 

場の空気にそぐわない、あの人はきっとアスペルガー

 

 前半は羆の登場、中盤は村人や派遣されてきた警官の迷走具合が描かれているのですが、物語の終盤、村から離れて一人熊撃ちをしている老猟師が現れ、物語は一気に終盤へなだれ込むのですが、なんかこの人変なんです。

 

 とにかく素行が変で、村人とそりが合わずに一人で生きている。酒が入ると途端に暴れだし、手が付けられなくなる。

 ところが、いざ熊撃ちに臨んだ瞬間、目が座り、言動がまともになり、その超人的な能力を発揮しだすのです。

 熊撃ちを行っている間だけは、まともに村人とコミュニケーションをとれるところが不思議なんです。

 

仕事の話してる時だけしゃんとしてる人

 仕事の話をしている間は落ち着いているのですが、いざ雑談タイムや懇親会になると全く話ができなくなる人。

 日頃はほとんど仕事らしい仕事をしてないのですが、問題が発生すると途端にしゃんとする人。

 今まで読んだアスペルガー関連の本に出てくる人たちの特性を極端にすると、この猟師さんになるんですよね。

 それはこの作品だけではなく、他の映像作品や文学にも出てくる人間像なのですが、この老猟師、銀爺さんはほんとに極端です。

 

 アスペの要素があろうがなかろうが、名作であることには変わりありません。ぜひ読んでみてください。

 

読んでみることにしたきっかけ

ぼくはアスペルガーなお医者さん

畠山昌樹

 アスペルガーな自分とうまく付き合い、お医者様にまでなった方が、この障害の特長について説明した本。

 この本の中で畠山さんが言及されていたのが、『羆嵐』に出てくる猟師って、アスペなんじゃないの?ということ。

 いざという時だけ、村人となじむのですがことが終わるとまたズレてしまう。。

 超人的な能力を持っているのですが、それを使わない時は飲んだくれ。。

 

 自分はどうなんだろう。と考えてしまう一冊です。

 

 興味を持たれた方、あわせて読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいのは自分?それとも相手なの? 『大人のアスペルガー症候群が楽になる本』

こんにちは、ひだるいさいです。

私のブログ、アスペルガーの話と職場の事務処理の話題にまとまりつつありますね。

 

今日紹介したい本

 

大人のアスペルガー症候群が楽になる本

備瀬哲弘:著

 

この本の特徴

著者はお医者様です。

 自分のクリニックに受診に来られた方をモデルに、アスペルガーの方はこんな言動をし、職場や家庭でどのようにふるまい、どんなことに悩んでいるのかを分かりやすく説明してくださっています。

 

悩む医者、悩まない患者。またはその逆。

 とはいっても、アスペルガーというのは「知的能力の発達がまばらなため、一般の人とは異なった認知や行動をとってしまう人」であり、発達のむらが人ぞれちがう以上、同じ刺激を受ければみな同じ反応を示すというわけではありません。

 この本では10のエピソードで、様々な「あすぺさん」の姿を伝えてくれます。

 ピントの外れた発言を繰り返す患者に対して思わずむっとしてしまい、そのことを後で悔やんでしまうお医者さんといつまでたっても自分のずれに気付かない患者さん、という事例もあれば、無表情で淡々と自分の境遇を話しているうちに「なんでみな、私のことをわかってくれないのだろう」とすっと涙を流す女性の患者さんのエピソードもあります。

 

自分はどっちだろう。きっとどっちもだ。

 自分は結構冷静で人の悩みを聞いてあげられるタイプだ、だからお医者さんの立場かな、と思いながら読んでいるうちに、いや、こんな困った発言や考え方、俺もしてたじゃないか、やっぱり自分はアスペ寄りなのかな、とも思えてきます。

 100%平常、という人がいるわけでも、100%おかしい、という人がいるわけでもありません。

 このお医者さんも、自分の心の揺らぎを隠さず述べておられるし、周囲の家族のふるまいも丁寧に描写しています。

 ああ自分の周りにも、自分自身にもある話だな、と納得しました。

 

注意点、偏見は煽らないでほしい。

 この本が出版されたのは2011年。

 前書きに「大人の発達障害について社会が関心を持ち始めています。」

 とありますが、自分自身はそれから6年たった今、ようやく認知したような状況です。知人に「自分は少しアスペルガーっぽいのかも」と話をしても、相手は何のことだかわからないようです。ちょっと変わってるけど学校の成績は良かったよね、位の認識ですね。

 Amazonの書評を見ても「この本はアスペルガーの悪い部分ばかり述べられていて、偏見を助長するよくない本だ」という意見もあります。

 確かにそうですね。

 関西人と東京の人、アメリカ人とドイツ人、それぞれ物事の捉え方は違うけど、同じ人間なんだからわかり合って共存しましょうね、という考え方が、健常な人とアスペルガーのような発達障害(または、非定型発達)の間で広がっていけば、お互い生きやすい世の中になるなずですよね。

 

今日はこのあたりで。